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大雷音寺日記ログです。
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本日は映画少年ケニヤのぬるいレビュー。

大林宣彦監督は、とにかく実験好き。
こんな風なのを映像にしたらどうなるかな、と言うアイディアをこれでもかとアニメにブチこんでみました、というのが映画少年ケニヤである。


ワタル「おいしいなぁヒョウの肉って!」


その昔、角川アニメ第二弾として少年ケニヤはさかんにTVでCMを打たれていた。
第一弾は幻魔大戦ね。

主人公ワタル役には棒俳優。
しろうと声優を主役に抜擢する悪習も健在。
ただ、ケート役の原田知世は幻魔大戦に比べてうまくなっていた。

そんなワケで、わしは実写畑の監督と棒声優というタッグが気に食わなくて数10年視聴していなかった。
しかし今見なければ生涯見ないだろうと思って、DVDで視聴。
実験映像はカットの方向で紹介いたす。


1941年。
アフリカ、ケニアのナイロビから物語は始まる。
実に雰囲気たっぷり。


日本の商社マン、村上大介は帰国前にアフリカの大地を息子ワタルに見せようと、妻の心配をよそにケニアの奥地に出かけてしまう。
だがその晩、大東亜戦争勃発。
イギリス人を恐れた現地ガイドに見捨てられた村上親子は、ライフル1丁を頼りにアフリカの大地を逃げ惑う。

なにせ商社マンだからサバンナの常識にうとい。
よせばいいのにサイに松明ぶつけて怒らせてしまい、怒ったサイに追い回されて親子は散り散りになる。

原作を意識してか、ペンタッチのシーンが多い。


ワタルは逃げ登った木から振り落とされ、サイの背に落ちてしがみつく。
サイはサバンナを暴走し、スクリーン破いて次のカットに進む。(マジで破いて出てきた)

そしてカバに衝突してケンカおっぱじめる。
サイの足食いちぎるカバ!
カバのハラを裂くサイ!

……恐竜と勘違いしてねぇか?

放り出されたワタルはとぼとぼとサバンナを歩く。
すると、崖の下に動けなくなっている現地部族の老人を発見。
彼こそが後のワタルの師匠となる、マサイ族酋長ゼガであった。
ワタルはゼガを助けようと、彼のヤリを持って水と薬草の調達に出かける。


わしは、あまりの動物とアフリカ描写のずさんさに半ば腹を立てていた。


だがワタルが初めて戦った巨大ガエルを見た時に理解した。
ああ、こりゃリアリティじゃなくてただのファンタジーだと。



時は流れ1944年。
ワタルはゼガの指導の元たくましく成長し、象さんを手下にしたり守護神ダーナ(巨大ヘビ)と仲良くなったりしていた。

1951年当時の原作では、このダーナは大人気だったらしい。
ヤツが登場すると産経の株価が上がったらしく、まさに守護神。

そしてついにヒロインのケートと遭遇。

彼女はインチキ神官が統率する部族がさらった白人の子で、神として神官にいいように利用されていた。
色々イベントあったが割愛。
ワタルとゼガはケートを救出する。

神官にムチ打たれるケートの、かの有名なシーンも登場。
……アレ?まさか色トレス?

見たい人はコチラ

ピンチにはダーナが助けに来てめでたしめでたし。
この時、ワタルを探して3年もジャングル彷徨うおとんの村上大介にニアミス。


おとんはワニに食われそうなトコをナチスに助けられる。


さぁナチスが出てきたぞ。
面白くなるかな?

てなトコで、長くなったので明日に続く。
まず、もう一つのサービスシーンから始めるコトにする。









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▼無題
う~ん、随分とお尻が前にまわりこんでますねえ(すっとぼけ)
NONAME 2018/08/10(Fri)【23:02】 編集
▼ノット・マン
そうか、シリでしはしょうがないですな・・・。
ライヲン 2018/08/11(Sat)【01:49】 編集
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