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大雷音寺日記ログです。
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おじさん、ちょっと何言ってるのかわかんない。



今日は週刊映画です。
久々にパッケージ詐欺を見た。

プラネット・オブ・ロボット。

イギリス映画。
正面のロボットは出てきません。
つーかオマエ誰よ。

この邦題は実はネタバレを含んでいる。

どういうわけかamazonプライムでもGyao!でも無料で公開されている。
79分と短いので、きっとロボットバトルのアホ映画に違いないと思って視聴。

ところが……。

20光年の先に文明があると思われる惑星を発見した人類は、ワープ装置のポータルを60年かけて先方の惑星に配置。
地元に設置したポータルから、目的地のポータルに一瞬で移動できる準備が整った。

まず目的地に無人機を送って調査し、次に有人宇宙船を送って異文明との接触を試みる計画を実行。

アレです。
魔導物語のどんぱうんぱみたいなアイテム。

***どんぱうんぱ とは?***
移動中に「どんぱ」を設置し、別の場所で「うんぱ」を使って「どんぱ」の位置までワープするアイテム。

まあるいポータル。
小さくね?と思ったら小惑星サイズだった。


無人機の実験は終わり、ついに有人宇宙船の航行が開始。
この時、何かトラブルが発生したぽいが、役所仕事らしく確認もせんと計画続行。

ワープ!
やっぱトラブった!

移動先のポータルには、明らかに攻撃された跡がある。


パイロットのおっさん寝たまんま。
その間に宇宙船はエラー吐きまくり、惑星の重力に捕われる。

実はこの英語のアラート表記は、世界観ぶち壊しの致命的なミス。
演出的に文字はいらなかったな。

「早く起きろよ!」


そう思うほど、寝てる演出が長い。
この後、パイロットはどえらい軽装で脱出。
見知らぬ惑星に不時着してサバイバルとなる。

異世界に放り出された感は、くどいほど演出される。


不時着を母星に連絡するも応答はなし。
そして、ウェアラブル・コンピュータで大気を調べると呼吸可能らしい。


おそるおそるメットをはずすパイロット。
水、食料は5日分。
ずいぶん少ねぇな。
やがて川を発見して水確保。

文明の痕跡はなし……。
が、石を積んだ壁のようなものを発見。

更に、人影を発見し、手を降るもいきなり撃たれる。
逃げるパイロット。
近づく追手。
どうやら相手はロボットらしい。


その後、森で遭遇した犬型ロボットが相棒となる。
あくまで工業製品。
パイロットが拾ったチップが帰巣システムになってるようだ。


異世界でありながら、風景はどうみても地球です。
撮影の予算少ねぇなと思ってたが、それはやがて覆される。

とにかく地味。
おっさんが歩き回る映像がほとんど。
異世界で遭遇する地道なトラブルがたんたんと続く。
ブラックアウトやピンぼけがしつこく、ずっと鳴ってるモスキート音が効果的とは言えない。

だがこういう映画は最近では珍しいので、わしは気に入りました。
ネットで調べると、人のレビューは散々だけど。








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ブルマにキンタマがないのを不審に思った悟空は、中を確かめてみるのだった。

2度とできない演出だろうな。


ついに正月休み終了である。
9連休なんてそうないので、十分だらけきったわ。
これで仕事開始できるのだろうか。

たぶん月曜は体調不良が何人か発生して、むなしい休みの延長をするであろう。
つーか有給と代休がクソ余ってるのでわしもそのうち。
まぁどうせ休みは消滅するけどよ。

さて先日映画見て寝るなんて書いたじゃろ。
アマゾンプライムでよりによってまたバカ映画掴んじまった。

SF映画ギャラクシー・スクワッド


オーストラリア映画で、原題は「AUSTRALIENS」。
「オーストラリア人」と「オーストラリアのエイリアン」というダブルミーニング。
エーゴ圏しか通用しないよな。

オーストラリア映画と言えばマッドマックスだが……。
邦画なら「7人の侍」だけど間違えて「パンク侍」見ちゃいましたつーくらいのギャップであろう。

主人公アンディは10歳の時に円盤と遭遇し、超能力を得た(と思い込んでいる)。
その17年後、アンディはいとこや弟とつるんで売れないクソバンドの電波ボーカルとなっていた。
ある日、無数の円盤がブリスベン上空に現れ総攻撃を開始。
なぜかオーストラリアだけが襲撃されているらしい。
アンディは超能力で戦うなどと言い出し、仲間が呆れる中、念をこめて一機落としてしまった。

つー話で序盤はそこそこ楽しめる。
チープな特撮や人間に擬態する宇宙人ギャグなど、面白かったのだが……ふざけたまま最後までそのノリが続く。
そしてオーストラリアの援護はどの国も断り、タスマニアは常に無事でアンディたちが毒づくという「どうせ世界から見たらオーストラリなんて」と言う自虐と異様なタスマニア嫌いを垣間見る事ができる。
でも登場人物全員ふざけすぎてて、だんだんツラくなってくるのです。
内容がデスレース2050ほどひどくないので最後まで見ちまった。

終盤、テレパシーの混線や、悪者が主人公を撃とうとするとGロボの今川演出みたいに次々と変な人が現れて水を差すのは面白かった。
今回あまりキャプチャしたくないので画像はなしです。
主人公より、カメラマンのおなごの方が割とかわいい。










ひどい寝相だな。



Gyao!でひさしぶりにエーガ見た。
白雪姫と鏡の女王。1月8日まで無料。

ご存知「白雪姫」を題材に大幅にアレンジした映画。
似たような映画にスノーホワイトがあるけど、白雪姫と鏡の女王は1年早いらしい。

内容は、怖い要素なしのコメディ半分。最後はインド映画。
悪党だけど抜けてて憎めない女王に妙にマヌケな王子様、盗賊業の7人の小人。
白雪姫は序盤は従順だが、城から追い出されると7人の小人を師匠に修行を積んで強くなる。

姫。ケンシロウ眉毛だけどカワイイです。


巨人に偽装した7人の小人に襲われる王子様。


身ぐるみ剥がされて宙吊りに。


カンフー物のように、7人の小人に稽古つけられる姫。

剣技、体術ともに強くなるけど、あくまでちょっと強くなるだけ。
よくある筋肉女化のようにマーシャルアーツは使わない。

女王は惚れ薬で王子を虜にしようとするが、子犬用惚れ薬を間違って使用。


白雪姫のキスで元に戻るのだが、相手は犬状態という最低なキスシーン。


童話のセオリーもブチ壊そうとする白雪姫。


思ってたよりずっと楽しめたけど、オチがイマイチ不鮮明。
エンディングで突然みんな踊り出すので「こまけぇこたいいんだよ」と言いたいのだろう。

実を言いますと昨年最後に見たのがデスレース2050。

コレがエログロナンセンス最低映画で、ロジャー・コーマンのファンでなけりゃ見ないような映画でしたわ。
ジェイソン・ステイサム版の方がどんだけよく出来てた事か。
つーコトで、デスレース2050は紹介する価値もないのでスルー。
ひでぇモン年末に見ちまったので、白雪姫が清涼剤となってくれましたわ。










やっぱり週の頭からクソ忙しかった。
来月の仕事も前倒しなので狂気を帯びている。
だがわしのまわりの人の方がもっと忙しい。

今回は映画見てにゃい。
何も紹介できんです。

このようなブツが控えておる。


まだまだあるのだ。
実は見たことある映画が3本あるけど、ほどよく忘れてるのでまた楽しめるであろう。

ヒューゴの不思議な発明はオススメなのだが、たぶん同意する人はいないだろうなぁ。
今はアマゾンプライムでも見れるので、何気にモヤっている。










今回の週刊映画は、DVDを何年も放置してたじゃりン子チエ。


内容は言うまでもなく、大阪人情劇ですな。
オヤジは社会性ゼロの暴力博打打ち、お母はんは家出、娘は小学生でホルモン焼き営業。

ガチで考えるとすごい深刻な一家なんだが、登場キャラの明るさに救われております。

このアニメが発表された当時は興味なかった。
ちゅうか、後にスタジオジブリとなるスタッフがなんでコレを?と疑問であった。
でも年食ってから、GyaoでTVシリーズ見て好きになりましたな。
TV版含めて高畑勲氏の最高傑作ではなかろうか。

コレのキャラデザインの小田部洋一氏はレジェンド級アニメーターだが、1985年に任天堂の開発アドバイザーになった。
マリオ、ゼルダ、ポケモンなど主要IPに関わるも、2007年にはニンテンを辞めてしまったもよう。

作監の大塚康生氏も超レジェンド。
パヤオの盟友にして、ルパン、コナン、侍ジャイアンツなど仕事は枚挙にいとまがない。
ちなみに元麻薬捜査官。

さて内容紹介は割愛。とても紹介しきれん。
適当なキャプ画でお茶濁すわ。

時々かわいくなるチエ。


誰得着替え。


現代だと限りなくアウトなシーンも。
生々しい求人張り紙。


同級生が不二家のペコちゃん。


映画館で、原盤そのまんまのゴジラの息子が上映されとる。


小学生の飲酒。


コレ見とったら脳内の思考が関西弁になってしもた。
若い頃はこの作品嫌っとったのに。
おっさんになってから見るとホロリと来ますわ。










ぐはははは、火曜は休んじまったぜ。
明日からまた地獄だけどな。

今日はやっと映画レビューだ。


早く!安く!そして儲ける!
低予算だが奇抜な案で、インディ映画を牽引してきた男。
監督と製作は500本超。

その名はロジャー・コーマン!
コーマン!
コーマンである!

SFやホラー好きなら必ずこのおっさんの作品を見ているハズ。
B~Z級映画のな。

女囚大脱走、金星人地球を征服、ロボ・ジョックス、デス・レース2000などなど。

地獄業務の前、わしはデス・レース2000のリメイク版の2008年版デス・レースを視聴した。
スタッフは前作を見て育ったコーマン帝国の臣民たち。

デス・レース2000の主演はデビッド・キャラダインで、ライバルのチンピラ役は無名時代のスタローンであった。
なんか……見るとかわいそうになってくるの。

2008年版デス・レースの主演はジェイソン・ステイサム。
嫌が応にもバイオレンスを感じざるを得ない。


前作は公道殺人レースだったが、コレは刑務所を舞台としたサバイバル番組という設定。
武器使用可のレースで5回生き残ったら釈放、という模様を中継するのだが、視聴率に陰りが見えてきた。

デス・レース人気を復活させる為、刑務所長は元凄腕ドライバーの民間人に妻殺しの濡れ衣を着せて収監させる。
レースの主役、不死身の男フランケンシュタインを演じさせるために。

フランケンシュタイン、通称フランクはプロテクターを纏い仮面をかぶり、終始無言。
どんなひどいアクシデントからも生還する不死身のドライバー、という設定。
実は中の人は何度も死んでおり、そのたびに似たやつ入れ替えてたのだ。


今回のフランク役に抜擢されたジェイソン・ステイサム。


乗り気ではないレースに参加するも、妻を殺し自分をハメたヤツをドライバーの中に発見。
もちろんエゲつない復讐劇が始まる。

所長、もうちょっと若かったらなぁ。


ライバル役の男。

妙に目がかわいいので悪そうに感じなかったのだが、その理由は終盤にわかった。

最後はなんとハッピーエンド。
さんざん酷いモン見せられてハッピーもくそもねぇんだが。

冒頭はいきなり見せるアクションだがすぐ退屈になり、中盤気持ち悪く最後は面白かった。
わざわざCGで残酷シーン入れなくてもいいのにな。
バカ映画好き以外にはオススメはできん。

コレは人気が出て続編が2~4まで作られたらしいが、4でコケてしまった。
そこで、次は今までのはなかった事にした「ロジャー・コーマン デス・レース 2050」が出ている。
コーマンの名を冠するほど気にしてたのか。

すでにツッコミたい気分だが、どれを見たらいいだろう。










今日まで貼る新作Flash。

メドゥサ・タッチ33話「スペイス・オディティ」。

・倍角版 ・キャラ紹介7 ・mp4化テスト

なぜ日記に貼るのか?
過去ログに残るからじゃよ。


さて、今日の本題は週刊映画。
小説アイ・アム・レジェンドの最初の映画化「地球最後の男」1964年。


また白黒映画ですまん。
Youtubeに9分割されてアップされてるので視聴したい人はドウゾ。

未知の細菌によりパンデミックが起こり、人類がほぼ絶滅した世界。
感染者は様々な症状で苦しんだ後、いったん死んだかに見えるものの、著しく知能と運動能力が低下して蘇る。
そして非感染者を襲って血を吸う吸血鬼となる。
が、にんにくアレルギーを呈し鏡を嫌うようになり、太陽光の元では死んだように動けなる欠点を持つ。

この時代では吸血鬼扱いだが、ゾンビの元祖となる要素も混じってるな。
なんかそこらじゅう動かない人が転がっているという地味に怖い映像ばかりで、キャプ画貼るのも躊躇するわ。

冒頭、無人の町並みを次々と見せる様は、夢に出そうな孤独感。


主人公は元科学者。
なんとかワクチンを作ろうとするが妻子を次々と感染で亡くし、妻にいたっては吸血鬼として蘇った姿で襲いかかられる。


モノクロ映画時代ではハデにショッキングなシーンはないものの、たんたんと感染と孤独の恐怖を描く静の恐ろしさがある。

感染者の死体(仮死状態なのだが……)は政府によって強引に回収されて焼却場で燃やされる。
やがて主人公以外は誰もいなくなった。
吸血鬼以外は。
彼は吸血鬼ハンターとして日中に動けない吸血鬼に杭を打ち込んで始末してまわり、夜はバリケードの中で吸血鬼の襲撃におびえる日々を送っていた。


かつての同僚も吸血鬼と化して、毎晩家に襲撃にやってくる。


主人公はある日、日中に犬に出会う。
犬はいったん逃げてしまうが、人恋しいのか主人公の家にやってくる。
孤独に参っていたので狂喜する主人公。
が、犬の血液を調べると……細菌まみれであった。

彼は躊躇することなく……。


束の間のパートナーを埋めた日、今度は日中に動き回る女性を見つけて自宅に連れ帰る。

ボクの8インチ砲はいかがかね?
などとは言わない。

彼女は普通の知性と体力を備えているが、感染者と同じようににんにくと鏡を嫌う。
実は感染しているもののある程度の耐性を持っており、未完成ながらもワクチンを投与して、それが効いている間だけ細菌に打ち勝っていると言う。
だがワクチン投与を主人公に邪魔されて気絶。
しめしめ、ではない。

主人公は、自分だけ感染しない事に対するある仮説があった。
かつて吸血コウモリに噛まれて苦しんだ事があったが、あのコウモリは感染者で細菌が弱っている時だったから自分に抗体ができたのではないか、というもの。

眼の前の獲物で実験だ。
彼女に自分の血で作った血清投与。


すると……完治してしまった!
にんにくも鏡も大丈夫。

ちなみに、この時代ではまだ周知されていなかったが、生の輸血は相手を死にいたらしめる可能性が高い。
参考:輸血後移植片対宿主病

彼女は主人公に告げる。
細菌にかすかな耐性を持つ人類が、まだ生き残ってコミュニティを作っている。
自分はスパイで主人公の様子を伺う役割であると。
そして生き残った人々は主人公を怪物と恐れており、今夜襲撃に来るのだとも。

なぜなら、主人公が日中に始末してまわった吸血鬼たちは、実は彼らの家族だった。
知らず知らずのうちに、主人公はレジェンド級殺戮者となっていたのだ。

すぐ逃げるように彼女は言う。
だが主人公は……。

希望を見出した後に価値の逆転、そして絶望のラストへ。


ウイル・スミス版はラストがあまりにやっつけで腹が立った。
が、アレは事前マーケティングで本来のラストがふるわなかったから変えたそうで、伏線もすべてぶっ壊してるんだがマーケが正しいワケではない好例だな。

さて、チャールトン・ヘストン版はどのくらい楽しませてくれるだろうか。
DVD注文しちゃった。










以前より気になってたがあまりに古い作品なので躊躇しておった映画。
遊星よりの物体Xを視聴。

1951年。白黒映画。

カーペンターのやつで人間に擬態するのはリメイク版ね。

舞台はアラスカと北極。
墜落した未確認飛行物体が北極に埋まっており、調査を命じられたアラスカ駐留軍人と科学者、ジャーナリストが現地に向かう。

未確認飛行物体は、宇宙から飛来したらしい未知の円盤でした。


部品を持って帰ろうと、テルミット爆弾を仕掛けたら円盤全部爆発。

コイツらバカじゃねぇのか?

が、円盤乗組員が墜落時に放り出されたらしく、別の場所で氷漬けになっていた。
コイツぁラッキーとばかりに、一行は氷ごと宇宙人を切り出して基地に運び込む。


登場人物は軍人科学者あわせて約20人という多さ。
どうでもいい色恋ネタが死ぬほど退屈だが我慢して見る。
連中の知能指数は低く、見張りのバカが電気毛布を宇宙人にかけてそのまま見張りもせず遊んでたら溶けて中身が復活。
銃で撃ってもきかん。

宇宙人は外に逃げてイッヌを振り回して暴れる。


でも腕食いちぎらて残骸のこす。

弱くね?
だが、イッヌの死骸は血が抜かれていた。

偉そうなトラブルメーカーの科学者リーダーが、コイツは植物型生物で腕単体でも温度で動き出すのを突き止める。
知能も高いに違いない!と勝手に決めつけ、彼から科学技術を聞き出すのじゃ、と先が思いやられる事言い出す。
腕広げてうがーと言いながら素手で襲いかかってくる宇宙人が知能高いらしい。

バカ科学者は宇宙人の腕から採取したタネを、勝手に輸血用血液で栽培。
そう、ヤツは動物の血液を栄養とする吸血植物なのだ。
科学者グループは宇宙人保護を勝手に決めて危機を招く。

ザコ科学者2名、宇宙人の食料に。

それでもバカ科学者は、防衛の為戦わんとする軍人の妨害をいちいち決行。

いいから殴れよコイツ。

終盤、武器らしき武器もないが高圧電流で燃やしてやっつけようと言う事になった。
が、ワナしかけて宇宙人おびき出したとこでバカ科学者が電源落とす。
一瞬ピンチになるが速攻で電源回復。

するとバカ科学者が落とし穴避けるマリオみたいにジャンプして宇宙人のそばまで行く。


ワタシ味方、あいつら敵!あっち行くとアブナーイ!

バカが極まって宇宙人とムリヤリ会話する人類の裏切り者。

うっせぇ!バキッ!殴り飛ばされるバカ科学者。


よくやった宇宙人!
一番胸がすくシーン。

でもあんた敵なので燃やすね。


「もういいんじゃね?」「いや、もっと念入りに燃やせ!」
上官はホラー映画でも見て学んだのか、慎重である。


いや……ここまで燃やさんでも。


「変な草もみんな燃やしたよ」
軍人の部下が科学者の育てた栽培マンの処分も報告。
犠牲者はイッヌ2匹モブキャラ2名。
バカ科学者は骨折ですんだらしい。ちっ。
カーペンター版と違って実に能天気な映画であった。










さて今回の週刊映画は、わが青春のアルカディア(1982年)である。


世間の関心が松本零士作品からだんだん離れていった頃の映画。
続編のTVシリーズもあったが、かなり苦戦したようですな。

冒頭は今一つ。
石原裕次郎氏は滑舌が悪く、声優には向いてなかった。


戦闘機や戦車が色々出てくるが、わしにはどれが何かわからんとです。



唯一わかった機体。コメート墜落。


映画は、複葉機に乗るハーロックの先祖と、WWW2のハーロックとトチロー、そして宇宙時代のハーロックの話が描かれる。
宇宙時代は、イルミダスに占領され、ガミラスにいじめられてた頃と似たような事になってるチキュウが舞台。
イルミダスはヤマトの彗星帝国の末裔らしいが、あんな連中にやられるようじゃなぁ。

宇宙時代の若きハーロックとトチローの出会い。


そして宇宙自由貿易人(密輸業者)エメラルダスとの出会い。

まだサンマ傷はない。
他の星系の恒星のプロミネンスを抜けたら宇宙船焼けちゃったので、廃棄予定だったらしい。

トチローに船を直してもらったり、ソレを本人無視で奪取する算段を2回されたり、でもなんかまわりで勝手になごんでしょうがないから飲み物持ってきたりと、トバッチリ食うばかりのエメラルダス。


ハーロックたちと一緒にいただけでとっ捕まって磔になるエメラルダス。


予告編では派手に剥かれるエメラルダス。


色トレスのB地区を晒すエメラルダス。


ドM?

せっかく助かったトカーガ星人のょぅι゛ょが。


「トカーガ星最後の女性が死んだ」落胆するトカーガ星人たちは……。


36年前の作品だし、シナリオはかなりツッコミどころがあった。
彼らの出会いとかエメラルダスの傷とかハーロックの隻眼とか、作品ごとに違うので何やられても驚かない。
あー今度はこんな理由かー、とかなり雑な印象。

トチロー、どうやって1人でアルカディア号を建造したかの説明もおざなりなんじゃ。


冒頭の石原裕次郎モノローグの話は、あまりに退屈で視聴やめようかと思ったが、宇宙時代に来てやっと面白くなってきた。
すげぇ辛気臭いし、歌の倦怠感が凄いけど。
むしろTVの無限軌道SSXこそ本番なワケだが、贅沢な前座という映画ですな。










ガリガリ君で有名な赤城乳業が、マシュマロのアイスを出していたので食ってみた。
……うむ、イマイチ。

パッケは面白いんだけど、ちゅうかメガネっ子につられて買った。



1977年。
スターウォーズが世界的大ヒット。
ソレを見たディズニーが、わしらも一山当てようぜ、とSF映画を制作した。
それこそが、1980年の映画ブラックホール。


大昔、竹中直人がロボットの吹き替えをやったTV版を見たのだが、つまんなかった事は覚えてる。
内容は1ミリも覚えてない。

当時はスターウォーズの二番煎じの量産時代。
ディズニーのSF映画と言えど、そのあまたの星屑の1つでしかなかった。

でも長い年月を経るとまた見たくなるモンなので、amazonで探してみたんじゃが……。
ない!
プライムビデオにもないし、DVDは海外版のみ。
吹き替えも字幕もない。

どうやらコケたダメージの大きさからか、日本ではDVD未発売らしい。
なんてこった。

つべに残されてるのは断片的な映像のみ。

宇宙船シグナス号の美しい事よ。


ジョウダンのようなヒーローロボット。


当時の戦隊モノでももうちょっとなんとかするであろう、人型ロボット。


シナリオは、どうやら海底二万里の舞台を宇宙にしたやつだったらしい。

残された映画の断片。

ひでぇな(笑
こりゃコケるわ。

でもジョン・バリーのテーマ曲はいいです。


てな事で、懐映画見ようとして叶わなかったにっちょであった。
後日、一応別な映画をネタにする予定。










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