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大雷音寺日記ログです。
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見よう見ようと思いつつ放置してた映画アイアンスカイをやっと視聴。
フィンランド・ドイツ・オーストラリア合作の映画。


コレはファンのカンパで作られたインディーズ映画なのだ。
脚本やキャラクター名を公募し、エキストラは無料でセットのポスターはファンが描いたやつ。
CGはスタジオに発注したらしいが、かの宇宙空母ギャラクチカのスタッフも混じってるそうで、道理でCGのクォリティ高いわけだわ。

主人公は女性士官。
エアロック開放ギャグで半裸にされる。


内容は……SFコメディだが「バカ映画」と言うのが褒め言葉になろう。
ナチスをコケにした風を取っているが、実はアメリカをボコボコに足蹴にしている。

1945年ナチスドイツ崩壊。
この時ロケットで月に逃れた残党がおり、持ち前の変態科学力で月に大要塞を建造していた。


空気とか食料とか放射線とかどうした!なんて気にしてはいけない。


宇宙革コート。


宇宙サイドカー。


主力兵器はロケット駆動のUFO。


ギアとシリンダー駆動のメカ類に、たぶん真空管のコンピュータで武装している。
こんなのがナチスの価値観のまま70年も月に居座ってたのである。

2018年。
その月に、アメリカ大統領キャンペーンのためだけに送られた不運な宇宙飛行士2名。
1人は犠牲になり、もう1人は捕虜(おもしろ黒人)。
黒人を見たナチスたちはニガーとまで言うのだが、よく許可されたな。
それでなくても、そこら中ハーケンクロイツバリバリなのだが。

捕虜のもってたアイフォンは、巨大兵器の駆動用コンピュータに転用される。


が、電源切れたので別のスマホをゲットするため、先遣隊がUFOで地球に行くのだ。
USBのインターフェースは開発できても充電器は作れないらしい。

アメリカ大統領は、よりによってかのサラ・ペイリン。
名前は伏せてるが小説版ではちゃんと名乗っている。

「大統領ってみんな戦争したいのよね」


メカ類の描写やナチスギャグは面白かった。
が、脚本が薄いのですよ。
最後の方はあまりにグダグダでまとまりがない。

ナチスの宇宙飛行船VS世界中の宇宙戦艦(各国条約破って極秘開発)という見せ場もあるのだがねぇ。

先遣隊リーダーの次期総統役は「ヒトラー最期の12日間」の副官役の人。


地球でエロ雑誌を見たナチス兵。
「み、見ろよこいつ毛がないぜ!」
「こっちは刈り込んでる!……まるで総統のチョビ髭」
「ぷっくくく……」


興行的には成功だったようで、続編が2本も作られている。
1つは地球空洞説でもう1つは中華が舞台。
日本語訳はいまだにされてないけど。








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