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大雷音寺日記ログです。
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今日は映画の勝手にレビュー。

2013年のジョニー・デップ主演のローン・レンジャーを観ましたわさ。
古典的アメリカンヒーローの英雄譚、のハズなんだが……。


撮影、演出、役者、衣装、大道具小道具、すべてトップクラスと言っていい。
過剰な演出はギャグと考えればな。
制作はパイレーツオブカリビアンのスタッフらしい。

しかしだな。
とりあえず監督と脚本はハラを斬らねばならん。
酷いシナリオですべて台無しにしやがった。

wikiによるとあらすじはこう。

幼い頃に遭遇した悲しい事件への復讐をもくろむ悪霊ハンターのトント(ジョニー・デップ)は、そのスピリチュアルな力で死の一歩手前の男、ジョン(アーミー・ハマー)を救う。
正義感の強いジョンは、目的を達成するためならどんな手段も用いるトントと衝突するも、愛する者を奪われたことで豹変(ひょうへん)。
マスクを装着し“ローン・レンジャー”と名乗り、トントと一緒に巨悪に挑む。


これだけだとどう酷いのかわかりづらい。
実はこの部分

正義感の強いジョンは、目的を達成するためならどんな手段も用いるトントと衝突するも

コレが2時間近く続く。
ラスト30分はおもしろいけど、それだけに許しがたい。。
救いようのないお花畑な大バカ主人公が2時間ヘタれまくって被害を拡大させてからやっとローン・レンジャーの自覚を得るという……。

考えられる?
インディアンの土地侵略したてのガン・フロンティアで人を護る立場の男が法律ガー正義ガーとわめいて銃の携帯すら拒否するんよ。
まるでホラー映画の牽引役ヘタレキャラのよう。
そしてようやっと銃を手にするも、悪党のアタマにに銃口突きつけても撃てないもんだからベラベラしゃべって機会損失。
このヘタレ!マヌケ!とひとりで毒づきながらBD観るオッサン(笑

でも相棒のインディアン・トント(ジョニー・デップ)のキャラクターはさすがに練られていた。


もし、ヘタレ譚が30分以内で収まって主人公がさっさとヒーローになってれば評価は違ったろう。
う、これはたぶんグリーン・ホーネットと同じ過ちだ。
アレも最後の30分は面白かった。

さてやっとヒーローの自覚と人々(劇中)の賞賛を得たローン・レンジャー。
ハイヨーシルバー!の掛け声がやっと最後の方に出た。


この先続編で華々しく活躍する予定……が、興行成績ドツボで風の前の塵となったのである。
ゴールデンラズベリー賞。

部門候補者結果
ゴールデンラズベリー賞 最低作品賞 『ローン・レンジャー』 ノミネート
最低男優賞 ジョニー・デップ ノミネート
最低前日譚・リメイク・盗作・続編賞 『ローン・レンジャー』 受賞
最低監督賞 ゴア・ヴァービンスキー ノミネート
最低脚本賞 ジャスティン・ヘイス、テッド・エリオット、テリー・ロッシオ ノミネート

ジョニー・デップは許してやれよ……。

あ、一番面白かったキャラは、アリス・イン・ワンダーランドの赤の女王の役者。
右足が象牙製の義足になっており、強力な銃が仕込んであるのだ。


ワタシの評価は「いい素材をもったいねぇマネしやがって!!」だす。
続きがあれば面白くなりそうなんだが、もうムリだろうなぁ。


昨日の絵。









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▼宇宙からのメッセージ
銀河大戦で「トント」というロボットが
でとりましたな。( 元ネタは やっぱ?)
聞くところによれば 予算の6割り近くが
注ぎ込まれていたとか。
キーラゴン 2017/01/28(Sat)【19:41】 編集
▼インディアンうそつかない
ああ、そういやあいつはトントでしたっけ。
妙に造形のデキがいいロボット。
人が中に入れない形は東映の特撮に対する覚悟を感じました(笑
やはりローン・レンジャーから取ったのでしょう。
ライヲン 2017/01/29(Sun)【00:57】 編集
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