忍者ブログ
大雷音寺日記ログです。
[5064]  [5063]  [5062]  [5061]  [5060]  [5059]  [5058]  [5057]  [5056]  [5055]  [5054
蹴りではなく事故。



整形外科デーである。
ブロック注射である。
やはりこの痛みはドクバリグモを思い出すなぁ。


さて、知人に聞いた話なのだが、任天堂の開発はスクラップアンドビルドだと言う。
つまりゲームを作っては壊し、更に作り直すのを繰り返すやり方。
テレネッツと違って、作り直しだと期間も予算も増えるそうだ。

テレネッツは作り直しなんかしないので、数ヶ月で作ったCD-ROMのゲームなんかが普通に出る。
普通の会社だと、ゲーム制作は通常は年単位である。
テレネッツは4ヶ月。
信じない人もいるんだが本当だ。

任天堂のスクラップアンドビルドだが、スタッフはたまったものではない。
OK出たモデルが翌日はボツなんて事がザラ。
それでも結果はしっかり出てるので、やり方としては正しいのかもしれない。

ゲーム制作で、広くスタッフみんなから意見をもらって内容を検討する、みんな仲間だ、というスタイルは一見よさそうに見えるが、その実態は意見がまとまらないメタクソなカオスを生み出す。
そこへ鶴の一声で方針を決める人があるとビシッと決まる。
やはり組織には強権を持つ人は必要だよな。

会議では終わった意見を蒸し返す人もいるので、強権マンがいると心強い。

テレネッツは開発し続けないと死ぬような環境だったのでとにかく手を動かしていた。
制作途中でどうしようもないクソゲーと判明しても作り続ける。
偉い人は、問屋のオヤジをゴルフ接待でもてなして無理やり買わせる技を駆使していた。
そして巷にクソゲーが解き放たれる。

テレネッツを辞めて今の会社に来て、デバッグを含めた品質管理がいかに大切かを思い知りましたわ。
テレネッツゲーも、もっと品質管理ちゃんとしてればクソゲー率大幅に減ったのに。
なぜか任天堂からテレネッツの話になってしまった。








PR


Comment 
Name 
Title 
Mail 
URL 
Comment 
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


カウンター
カレンダー
07 2025/08 09
S M T W T F S
12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
プロフィール
HN:
ライヲン
HP:
性別:
男性
自己紹介:
古Flash屋。
レトロゲーマー。
パンツァー。
ドッター。
本職はゲーム屋勤務。
最新コメント
[08/01 ライヲン]
[08/01 いち味]
[07/17 ライヲン]
[07/17 乳神神社禰宜]
[07/16 ライヲン]
ブログ内検索
バーコード
アクセス解析
忍者ブログ [PR]