大雷音寺日記ログです。
***写真と本文は関係ない場合があります。
ネットが普及する前、妖怪モンスター系の設定や名前は書物をネタ元としていた。
その中でもバイブルと言えるのがコレ。
佐藤有文氏のトンデモ本。
これは虚実織り交ぜた図鑑でして……まぁ虚がほとんどだが。
本には氏のオリジナルモンスターが多数登場する。
胃ぶらりんや投げすて魔人などをしれっと作中に出す人はもういないだろう。
上の投げすて魔人もそうだが、氏は名画をオリジナルモンスターに変えるのも朝飯前だ。
白状しますとシンドバッド地底の大魔宮や天使の詩のモンスターもネタにしました。
ちなみにパタリロに登場する悪魔の設定は、コレをネタ元にしていると思われる。
他にもなんかあったと思うが忘れた。
あらゆる作品に影響を与えていたのはマチガイない。
そうそう、メドゥサちゅうかゴーゴンをネタにした作品にアスナスという名前が登場したら、この本の影響を受けているハズ。
わしは気づかぬうちにアスナという名前を使っていたようです。
佐藤有文氏は、自分のネタがアニメなどに使われてる事にほくそ笑んでいたのではなかろうか。
コピーライトゆるっゆるの時代は、つい20年前まで続いてたからな。
さすがにネット時代では、モンスターのネタはどこも伝承をオリジナルアレンジにしてると思う。
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