2022年05月21日(土) 赤とんぼ

よく見るとパンツァーショット。



夕焼け小焼けの赤ちんぼ～♪
ああ間違えた、赤とんぼね。

童謡、赤とんぼは、三木露風の作詞、山田耕筰の作曲。
この曲はなぜか三鷹駅の発車の音楽となっている。

三木露風が昭和3年から晩年まで三鷹で過ごしたからだそうで。
三鷹市牟礼には旧居がある。
ただの民家だが。

ミキハウス。

なにげに三鷹に文豪集まってるな。
武者小路実篤、太宰治、山本有三、山田耕筰。
それはともかく赤とんぼですがな。

赤とんぼの碑、というのが三鷹にある。
おねえさんにキンタもポコもイーピンも晒している幼児の碑である。


コレの3番の歌詞。

十五で姐やは　嫁に行き
お里のたよりも　絶えはてた

おねえさん、15歳で嫁かい！
と思って幾年月。

赤とんぼが発表されたのが大正10年らしいが、当時といえど15で嫁は早すぎ。
随筆、おもいで、によると(ネットで見たやつの丸写し)……。


家で頼んだ子守娘がいた。
その娘が、私を負うていた。
西の山の上に、夕焼していた。
草の廣場に、赤とんぼが飛んでいた。
それを負われてゐる私は見た。
そのことをおぼえている。
（略）大分大きくなったので、子守娘は、里へ歸った。
ちらと聞いたのは、嫁に行ったということである。


実姉の事でもなく、確実な年齢もわからず漠然と嫁に行った情報のみか。
まさに思い出ですな。
脂ぎった下卑たオヤジに無理やり嫁がされる幼妻ではなかったのか……。

山田センセの空想でした。