2015年02月04日 カオスの時代

昼飯時、隣に来た客の加齢臭ものすげぇ！
よもや自分もそうなのではないかと不安を抱く。
社内が異様に香水くさいおじさんばっかなのはコレをごまかすためだな。
貴族のように。

さてさて、本日は昔話をいたそう。

それはまだインターネッツが普及する前。
「パソコン通信？暗ーい」
などと無知のほざく時代。

テレネッツを去ったわしが即入社したのは、当時ブイブイ言わしてた某社。
グレイト・ステージアン・エビス。
そこは大塚のラブホ前ビルのテレネッツとは別世界。
全スタッフに開発ブースが用意され、マッキントッシュで社内LANを構築したところであった。
そして、今では当たり前の電子メールに共有サーバーを備えていたんじゃ。

サーバーでは活発に意見交換が行われていた。
仕事の事から私的な趣味の事まで幅広く。
しかしBBS形式のようなモンはなく、テキストファイルに直接書き込むという原始的な仕様である。

そんなある日、とある雑談用ファイルにエロゲーネタを書き込む者がおった。
すると、その事をいきなり罵るやつが現れた。
イカくせぇだの変態だのとな。
よく見ると上司である（笑

しかし、そんな言い方ない！とそれに反論する者も。
さらにそれに冷や水浴びせるやつや文句言うやつなど数人が入り乱れる状態に。
やがて過激なエロゲー罵倒派と弱腰な養護派とのバトルに発展。
おまえら仕事しろ！

もはやカオスと化した雑談ファイル。
そして建前の上手な者が両者をいさめる書き込み。
バトル沈静化。
管理者が、こんなファイル残してもしょうがない、と雑談ファイル削除。

なんて事が何度も何度もありましてな。
社内で顔のしれた同士でさえこうなんだから、インターネッツが魔境になるワケだよな。

今では、わが社はオフィス環境の社内LANにアウトルックにメッセンジャーにインターネッツ環境も揃っておる。
雑談BBSもあるが、ほとんど利用はされない。
ネット用途は情報共有と仕事のみ。

なんだかカオスだったあの頃が懐かしいわい。

昨日の絵。