2015年01月31日 ふたりはボース

だんだん名前がいい加減になって行くな。


それはどうでもいいとして。

チベット人のインドカレー屋で激辛食ったのだがぜんぜん辛くない。
LEEの方が辛いちゅうのはどういう事だろう。
てなワケで昨日に引き続き、カレーにまつわるネタで行ってみる。

新宿中村屋のカレーは有名だと思うが、食べたのは知人待ち合わ時の1回きり。
高いし。
ウマかったど。

中村屋はわが国のインド式カレー発祥の地である。
大正時代、第一次大戦の頃インドの革命家ラス・ボースをかくまったのが中村屋なのだ。
ボースはそこでインド式カレーの作り方を教えたらしい。

当時、カレーはイギリスからもたらされた料理であった。
侵略した土地のモンをアレンジしたワケね。

日本に来る前のボースは、イギリスに侵略されたインドを解放する為に官吏の役職の裏でテロ支援をやっておった。
表の仕事は真面目そのもので、警察にも信頼されていたらしい。
よもやテロの首魁とは思いもよらなかったろう。
おまけに、革命家リストを与えるのでテロリスト捕まえるの手伝ってくれと頼まれたとか。
ルパンに金庫番やらすようなマネを。

しかしそのうちコトがばれて日本に亡命したのだ。
当時の日本は箱根に孫文が住んでいるとか革命家の暮らしやすい国だったようだな。

ボースと言えばもうひとりのボース、チャンドラ・ボースの方が有名かも。
彼は日本でラス・ボースと合流している。
彼らのお墓は日本にあるそうですな。