大雷音寺日記ログです。
それは昔々のお話。
ファミコンの時代の事。
今は亡きIGSという会社のゲーム部門に入り込んだ若き日のわし。
コンピュータなど触ったこともなかったのにファミコン開発に関わる事になった。
初のゲームの仕事はシミュレーションゲーム「シャンカラ~陰謀の惑星~」。
そして販促カセットのレイアウトを担当したのだ。
外に頼むとカネかかるが社内でやっちまえばタダだからだな。
わしは覚えたてのマッキントッシュで、イージーワードを使って書類を作っていた。
(オール紙作業の)デザイン事務所にいた経験を買われたわけだが、すげぇムチャクチャやった覚えがある。
失敗箇所の消し方がわからず、真っ白なパネル上に被せてボロ隠しやった上に文書置いたり。
イージーワードだけにイージーな方法でな。
なんとか文書は完成したが、当時のアップルのプリンタは印字精度も悪く、平気でミリ単位の誤差出しやがるのでとても版下は作れない。
おおこの頃からアップル不信が始まっている。
結局紙に切り貼りして版下作っちゃった。
この販促カセットはスケジュール通り完成し、ユーザーに配られたのだが……。
ファミコンソフトはいっこうに完成せず、そのうちプロジェクトは凍結された(笑
あのカセットをもらった人はどう思ったろう。
こんなパッケ。
キャラデザインは空根ちゃらか氏。

ちなみにファミコンソフトは「陰謀の惑星 シャンカラ」となって、2年後くらいにほぼ別物になって販売された。
ファミコンの時代の事。
今は亡きIGSという会社のゲーム部門に入り込んだ若き日のわし。
コンピュータなど触ったこともなかったのにファミコン開発に関わる事になった。
初のゲームの仕事はシミュレーションゲーム「シャンカラ~陰謀の惑星~」。
そして販促カセットのレイアウトを担当したのだ。
外に頼むとカネかかるが社内でやっちまえばタダだからだな。
わしは覚えたてのマッキントッシュで、イージーワードを使って書類を作っていた。
(オール紙作業の)デザイン事務所にいた経験を買われたわけだが、すげぇムチャクチャやった覚えがある。
失敗箇所の消し方がわからず、真っ白なパネル上に被せてボロ隠しやった上に文書置いたり。
イージーワードだけにイージーな方法でな。
なんとか文書は完成したが、当時のアップルのプリンタは印字精度も悪く、平気でミリ単位の誤差出しやがるのでとても版下は作れない。
おおこの頃からアップル不信が始まっている。
結局紙に切り貼りして版下作っちゃった。
この販促カセットはスケジュール通り完成し、ユーザーに配られたのだが……。
ファミコンソフトはいっこうに完成せず、そのうちプロジェクトは凍結された(笑
あのカセットをもらった人はどう思ったろう。
こんなパッケ。
キャラデザインは空根ちゃらか氏。
ちなみにファミコンソフトは「陰謀の惑星 シャンカラ」となって、2年後くらいにほぼ別物になって販売された。
PR
Comment
▼あるあ……あるある。
プロジェクトが凍結されたり、明後日の方向で完成を見たり、ままある事ですわねぇ。
シャンカラについては、確かバトルスタジアムの時に、IGSさんから送られてきた開発用のFM-R50の中に、ソレらしきドット絵のデータが入ってた記憶があったり。
アルファ社内ではドット絵用ツールはPCエンジン用のをFCにも流用してたので、結局そのFM-R50は動作確認用以外には使用されなかったのですが。
シャンカラについては、確かバトルスタジアムの時に、IGSさんから送られてきた開発用のFM-R50の中に、ソレらしきドット絵のデータが入ってた記憶があったり。
アルファ社内ではドット絵用ツールはPCエンジン用のをFCにも流用してたので、結局そのFM-R50は動作確認用以外には使用されなかったのですが。
▼懐ゲー開発
テレネッツ時代もプロジェクトがおかしな事になるのはよくありました。
FM-R50・・・懐かしいですな。
実は意味のないエロ画像やガメラもシャンカラROMに入ってましたが開発中でしたからなぁ。
PCエンジンのツールは使いやすかったですね。
メガドラ開発でも使ってました。
スーファミも。
FM-R50・・・懐かしいですな。
実は意味のないエロ画像やガメラもシャンカラROMに入ってましたが開発中でしたからなぁ。
PCエンジンのツールは使いやすかったですね。
メガドラ開発でも使ってました。
スーファミも。