2022年02月06日(日) Hu7

さぁ御覧なさい！



日本テレネッツ時代。
PCエンジンの機能を使い、BGやスプライトアニメをTVに映す機材がありましてな。
Hu7Systemと言うんだがな。

なんで売ってるんだよ……。


NECはスルーですかい。

実は開発当時、コレが個人的に欲しかった。
こやつはPC98に繋いでPCEのゲームを開発するんだが、自由にアニメを作れるソフトとしては実に使い勝手が良かったのだ。
PC用アニメソフトが軒並みアレだったのもあってな。
まぁゲーム開発キットと当時のパソのグラフィック機能比べちゃいかんけど。
16色 VS 512色だからな。

同僚にコレを買うと宣言したやつがおりましたわ。
後にコンパイルでスーパーアレスタとかに関わる御仁でな。
どうやらスト2の春麗に惚れ込んでしまい、キャラパターンを自分で描きたかったらしい。

描いてどーすんだとも思ったが。
結局実現せずに終わってしまった。

しかしこの後、テレネッツ1の敏腕プログラマーによって、88VAやX68用にスーファミやメガドラを開発する為のアニメツールが作成されたのだった。
Hu7なしでも、88VAかX68があればいくらでも好きなアニメを作れるように。
いくらでも重ね合わせできて背景も合成できるのだ。
今じゃ当たり前の機能なんだが、当時に市販してもいいようなグラフィックツールだった。
ただしドット絵。