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大雷音寺日記ログです。
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朝の三鷹駅は地獄絵図と化していた。

台風一過。
倒木と壁倒壊がJRと京王線を止め、駅を利用客で埋めたがコーヒー屋は繁盛した。
そして運転再開されるも、荷物挟まりと非常停止ボタンと急病人がさらなるカオスを呼ぶのだった。


今週の週刊映画。
「恐れを知らぬ映画化」というコピーの通りの映画。
帰ってきたヒトラーを視聴。


コメディの体を取っているが、割と大マジな内容。
面白かったが、わしは笑えなかった。

映画では変わった撮影が行われており、ヒトラーの扮装をしたままの役者を街に連れ出してアドリブ演技をさせているシーンが多い。
市民はむろん生の反応。
ほとんどが好意的で写メ取る人が多いが、中にはマジで切れて罵倒を浴びせる者も。


2014年のベルリンにタイムスリップしたアドルフ・ヒトラー。


子連れの女に総統府はどこだと話しかけると、トウガラシスプレーで撃退される。
真っ赤な視界の中、総統はキオスクで新聞を見て70年後にいる事を知るも、空腹で倒れる。


キオスクの主人に助けられ新聞を呼んで現状をどんどん認識していく総統は、ついさっき職場のTV局を追い出されたTVマンにコメディアンとして紹介される。
彼はあまりに本物が過ぎて芸人と思われており、その行動や言動がユーチューブにアップされて話題となった。
TVマンはソレをネタにTV局に返り咲き、ヒトラーはコメディ番組で演説を行う事で国民的人気を獲得していった。
演説は見事だが実にぞっとする。
更にヒトラーはインターネットやウィキペディアから情報を吸収し、完全に現代を認識する。


だが、メルアド作ろうとしたら本名を他人に取られていた!


劇中ヒトラーはたびたびアドリブで市民インタビューを行う。
その中で浮き彫りになる貧困格差、外国人流入による市民生活摩擦、税金の不正流用に怒らない無気力な国民など、ドイツの問題はそのまんま日本の問題にも思えてくる。
そんなトコに天才的アジテーターが現れたら転んでしまう人も多いだろう。


コレはベストセラー小説の映画化なのだが、最後までは描かれない。
別にヒトラー賛美映画ではなく強烈な皮肉の風刺映画と見た。

コレのリメイク作品で、ムッソリーニが帰ってくる映画も今年公開されたらしい。
スターリンは帰ってこんでいいぞ。








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