大雷音寺日記ログです。
そろそろ記しておいてもよかろう。
まぁ不健康ネタですが足が動かなかった時の事だす。
5月半ば、この時のやつね。
2017年05月28日 忘れるなこの痛み
2017年05月16日 ルンバゴ(おフランス語で腰痛)
5/13(土)。
休日の買い物中に腰の痛みを感じ、いつものやつだしそのうち治る、と思っていた。
だが痛みはずんずん増して尻や大腿部まで広がって行き、月曜に整形外科受診。
レントゲン、触診、MRIの結果、元々背骨の変形があった部分の椎間板ヘルニアが激烈に悪化していた。
背骨の軟骨が飛び出す症状ね。
飛び出した軟骨が、溶けたアメのようになって仙骨を覆うほどになっていた。
わしの症状は、椎間板ヘルニアによる脊椎環境作、これが原因の坐骨神経痛、である。
飛び出した軟骨が脊椎環の神経をつぶして、足の神経に誤動作を与えているのだ。
つまり傷がないのに傷があった事にして組織を腫らしたり、激痛を与えて動かないようにストップをかける。
腰以下の左足の神経がまっとうに動作しなくなっているのだ。
やがて左足はふくらはぎが腫れ上がり、激痛でほぼ動かせなくなっていた。
はじめは筋肉痛かと思ってたのだが、足首から先がしびれて感覚もおぼろに。
初版の1/144ザクみたいに足首関節が動かない。
治療法は……リハビリと痛み止めだけ。
いやぁ恐ろしいモンですわ、歩けないというのは。
だがびっこをひきながらうんとゆっくり動けば、なんとか歩行はできた。
非常に情けないスタイルで、なるべく歩かず済むように地下鉄を利用して遠回り通勤をやったさ。
そのうち杖のお世話になった。
この時思ったのだが、健常者は体の不自由な者の事など毛ほども考えないという事。
福祉などほど遠い社会である事。
くどくど言うと恨み節になるのでこの辺までにしとこ。
果たしてこの左足は再び動くようになるのか?
それには希望があった。
数年前に別な整形外科医から聞いた事と同じように、現在世話になっている整形外科医にも言われた事がある。
人体にはマクロファージという免疫細胞があり、これがヘルニアを異物と感知すると分解をはじめる。
約3ヶ月で掃除完了。
マクロファージは血管壁をすり抜けるほど小さい細胞で、ヘルニアを異物と感知するのは80~90%の高確率。
たしかに、薄皮を剥ぐように足の機能は元に戻っていった。
かつては、椎間板ヘルニアは手術しかなかったらしい。
が、今かかってる整形外科医が、手術の日取りを決めて準備してる最中に改善してしまう患者の例が3件ほどあったと言っていた。
同じ頃医学界でもマクロファージの効果を待つのが有効という考えになり、現在では痛み止め投薬で経過観察するのが一般的だとか。
わしも3ヶ月後の8月半ばには、ほぼ元通りの足の機能を取り戻していた。
治っていく過程の間は、恐ろしくてこの事に触れるのも苦しかったのだ。
今では医師に言われたように、腰にコルセットをつけて骨の負荷を軽減させている。
これは腰を守るには有効ですわ。
でも完治はしないんだよな……。
まぁ不健康ネタですが足が動かなかった時の事だす。
5月半ば、この時のやつね。
2017年05月28日 忘れるなこの痛み
2017年05月16日 ルンバゴ(おフランス語で腰痛)
5/13(土)。
休日の買い物中に腰の痛みを感じ、いつものやつだしそのうち治る、と思っていた。
だが痛みはずんずん増して尻や大腿部まで広がって行き、月曜に整形外科受診。
レントゲン、触診、MRIの結果、元々背骨の変形があった部分の椎間板ヘルニアが激烈に悪化していた。
背骨の軟骨が飛び出す症状ね。
飛び出した軟骨が、溶けたアメのようになって仙骨を覆うほどになっていた。
わしの症状は、椎間板ヘルニアによる脊椎環境作、これが原因の坐骨神経痛、である。
飛び出した軟骨が脊椎環の神経をつぶして、足の神経に誤動作を与えているのだ。
つまり傷がないのに傷があった事にして組織を腫らしたり、激痛を与えて動かないようにストップをかける。
腰以下の左足の神経がまっとうに動作しなくなっているのだ。
やがて左足はふくらはぎが腫れ上がり、激痛でほぼ動かせなくなっていた。
はじめは筋肉痛かと思ってたのだが、足首から先がしびれて感覚もおぼろに。
初版の1/144ザクみたいに足首関節が動かない。
治療法は……リハビリと痛み止めだけ。
いやぁ恐ろしいモンですわ、歩けないというのは。
だがびっこをひきながらうんとゆっくり動けば、なんとか歩行はできた。
非常に情けないスタイルで、なるべく歩かず済むように地下鉄を利用して遠回り通勤をやったさ。
そのうち杖のお世話になった。
この時思ったのだが、健常者は体の不自由な者の事など毛ほども考えないという事。
福祉などほど遠い社会である事。
くどくど言うと恨み節になるのでこの辺までにしとこ。
果たしてこの左足は再び動くようになるのか?
それには希望があった。
数年前に別な整形外科医から聞いた事と同じように、現在世話になっている整形外科医にも言われた事がある。
人体にはマクロファージという免疫細胞があり、これがヘルニアを異物と感知すると分解をはじめる。
約3ヶ月で掃除完了。
マクロファージは血管壁をすり抜けるほど小さい細胞で、ヘルニアを異物と感知するのは80~90%の高確率。
たしかに、薄皮を剥ぐように足の機能は元に戻っていった。
かつては、椎間板ヘルニアは手術しかなかったらしい。
が、今かかってる整形外科医が、手術の日取りを決めて準備してる最中に改善してしまう患者の例が3件ほどあったと言っていた。
同じ頃医学界でもマクロファージの効果を待つのが有効という考えになり、現在では痛み止め投薬で経過観察するのが一般的だとか。
わしも3ヶ月後の8月半ばには、ほぼ元通りの足の機能を取り戻していた。
治っていく過程の間は、恐ろしくてこの事に触れるのも苦しかったのだ。
今では医師に言われたように、腰にコルセットをつけて骨の負荷を軽減させている。
これは腰を守るには有効ですわ。
でも完治はしないんだよな……。
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