2011年12月21日 処刑ライダー

ちょうど1年前の今頃。

ゲームの制作が終わり、予算に多少の余裕のあるチームは、打ち上げが行われる。
コレが、開発社員から広報から外注まで、どえらい大所帯となるのだ。
よって、料亭などだだっぴろい空間を借り切って行われる。
私は50人近い大勢の飲み会なんて勘弁願いたいのだが、コレは仕事の一環で行かなくてはならない。

こういう時は食いに徹するのみ。
そしてキャラデの人と一緒に黙々と飯食ってると、幹事に伴われてサウンドの外注のオネーチャン達が挨拶にやって来た。


幹事
「こちらがキャラデザインをされた○○さんです」

ネーチャン
「わぁ～、すばらしいデザインですよね！感動しました！サインしてください！」

幹事
「こちらがドット絵を描かれたライヲンさんです」

ネーチャン
「え、ドット絵って？……あぁ、そう」


という公開処刑が行われ、その後もキャラデの人とオネーチャン達との会話が延々と続き、隣で処刑されたわしは針のムシロ状態で固まっているしかない。
とっとと食いモン漁りにいきたいのだが、セットで紹介されたので一人で去るワケにもいかないのだ。

開発に関わってる者すらハデハデなイラストにしか目が行かず、実機画面など気にも止めないらしい。
そりゃぐUUUUURRRRRYYYYY!!!だのも化げだのが流行るワケだわ。