2024年03月21(木) 昭和バイオレンス

「へっへっへ～イタズラしちゃおうかな～♪」
「キャ～～～ッ！！」


上の人、脱ぐとこうです。



血の汗流せ♪
精子を拭くな♪

ん～拭かないのは涙だったかな？

巨人の星に代表される、スポーツ根性物、いわゆるスポ根物。
これは当時の感覚を反映した過度なしごき礼賛の側面が強い。
別に巨人の星が嫌いというわけではないのだが、理不尽な暴力描写はこれが最もエキサイティング。
わしはどっちかっつーと侍ジャイアンツの方が好きです。

鍛錬に根拠のないうさぎ跳び。

小学生の頃、コレをムリヤリやらされたわしは椎間板ヘルニアになりました。

1970年代アニメでは、とにかく主人公いじめが推奨されていた。
樫の木モックとかけろっこデメタンとか、聞いただけでうっとおしくなる。
かの、みなしごハッチでは最後におかんに会えたちゅうのに、続編では巣が全滅しておかん死亡。
演出は富野由悠季です。

特撮だがキカイダー01でも「いじめられる方にも原因がある」というひどいセリフがある。
昔は親も教師も暴力にずさんだった。
こういう空気を好んでいたのが体育教師。
ジャージ着て竹刀かついだバカ教師って昔はよくいたじゃろう。

なぜか生徒をいじめるほどに評価されお金ももらえる。
現代では生徒に手を上げるやつも少なかろうが、精神的な暴力は似たようなものだろう。
わしの子供時代はバリバリ昭和だったので、教育者に対する不信感は上限突破している。

とにかく生徒を殴る。
罵る。
持ち物を捨てる。
言いがかりで廊下に立たせる。
おや、ただのいじめじゃんコレ。

教師とはそのへんの大人とは違う別なもの。
ガキの頃、そう違和感を感じていた。

はっ、昔アニメにケチつけてたら教師への憎悪がついつい出てしまった。