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大雷音寺日記ログです。
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バイオのエイダさん。パンツァー・アクション。


むろんMOD。


1990年代、わしはヤングジャンプを愛読していた。
その中に「栄光なき天才たち」という伝記漫画がありましてな。
誇るべき功績がありながらも、時代の奔流に飲まれて栄光を手放さざるを得なかった者たちの話。

その中に超人ハリー・フーディーニというエピソードがあった。
わしの好きな話なんだが、絶版。
kindleにもない。

どうも実在の人物を扱うと、今はうるさい蝿どもが飛び回るようだ。
kindle版はごっそりエピソードが消えている。
こうして作品は闇に葬られて行く……。

それはともかく。

今ではフーディーニは割と有名かも。
ユンゲラーの進化先のフーディンのネタ元だし。

ちなみにユンゲラーの進化前はエドガー・ケーシーである。


さてフーディーニは脱出王とも呼ばれた奇術師で、更に降霊術のインチキを暴くサイキックハンターでもあった。
これは彼が最愛の母を亡くした後、霊能者を頼ってもう一度母に会いたいと願った時だった。
霊能者は口寄せのマネをして「ハリーや……」と彼を呼んだ。
だがハリー・フーディーニとは芸名。
どこの世界に息子を芸名で呼ぶ母親がいるのか。

かのコナン・ドイルも友人だったのだが、残念な事に妻が降霊術にハマッており、コナン・ドイル自信も霊能者を信じていた。
コナン・ドイルの妻はヴィジャー版(西洋こっくりさん)でフーディーニの母を呼んだ事にして、英文字でメセージを伝えた。
だがフーディーニの母はドイツ移民で、ついに英語をしゃべれなかったのだ。
フーディーニは激怒し、インチキ霊能者どもを吊るし上げる事を決めた。

彼は次々と降霊術のトリックを暴き、公開し、インチキ霊能者どもを恐怖のずんどこに落として行ったのだった。

フーディーニは、なんと映画にも出演している。
世界初のロボットが登場するという、The Master Mystery(1918)。
昔映画なので実にたいくつです。


まずテロップが2分表示され、何やってるかわからない演技が続く。
と思ったら。全15話のダイジェスト版らしい。

ふむふむ、では世界初映画出演のロボットはどんなかな?

ぬ……。


……ロボット三等兵でした。


最後にシネカリビーム。


さて霊能者を憎むフーディーニだが、実は霊界を信じていた。
今際の際に奥さんに伝えた。
「……必ず、向こうから連絡する」

彼にとって神聖なものだったのかもね。
それだけにインチキ霊能者が許せなかったのだろう。

残念ながら21世紀になってもインチキ霊能の輩はうじゃうじゃおります。








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