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大雷音寺日記ログです。
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もう2月も終わりだからラブライブカレンダー2月のやつキャプった。

「5万でどうかしら」などと言ってるのではあるまいな。

それはともかく。

昔々の神楽坂。
テレネッツでメガドラの企画が頓挫した後、走るワガマンマーのチームが解散して再結成する時にわしも入れてもらった。
それこそが、エグザイル~時の狭間へ~を作ることになるチームである。
当時まだ企画が決まっておらず、作りたいゲームのイメージのコンペやったり、いっそカイの冒険をPCEに移植しない?などと企画書作られておった。
他社ゲー移植とかムリだから……と、部長にもっともな事言われてカイは消えた。

さて、パソゲーのエグザイル2を元に、コンシューマーゲーム向けにPCE版エグザイルは開発認可された。
知ってる人も多いがパソゲーのエグザイルシリーズと言えば主人公はイスラム異端派アサシンの一味であり、パワーアップに麻薬を使うのだ。
これはアサシンが、ハッシシ(マリファナの精製物のひとつ)を吸引して、その恍惚感のうちに暗殺をするという事を拡大解釈してあぶないクスリ全部ブチこんだ設定。
開発チームでは、とにかく麻薬どうすんべぇと話し合っていた。

良い子もプレイするPCエンジン。
うんこならともかくクスリはやべぇので代替手段が考えられた。

今も当時も、海外で認可された薬が日本では不認可というのがけっこうある。
その昔、日本で不認可薬を使う場合、患者の血ィ抜いて薬にひたして再び体に戻すという苦し紛れの方法もあった。
今じゃやらんだろうけど。
そこでコイツをヒントに、プレイヤーキャラのHPを抜いてクスリ漬けにしてストックし、ソレを麻薬アイテム代わりにしようと考えられた。

承認会議を控えた昼休み。
事件はおこった。
ソバ屋でメシくってたわしらエグザイルチーム。
別の席に社長発見。
なんかイライラしとる。
店員呼びつけて何か言うてるが、どうやら注文が来ないらしい。
ミスでオーダー通ってなかったのだ。
「もういいッ!!!」
と、大声立てて社長は出ていった。
一同吐きそうになった。

その後の承認会議はリーダーのN氏が代表で出席。
「昔は血を売ってカネに変えた人もいたんだッ!!!」
と、社長に微妙に噛み合わないクレームつけられてHPアイテム化は即効没。
メシ食えなかったから部下に八つ当たりである。
またアイディア出さねばならなくなった。

マムシ酒の毒は胃から吸収されると、体内でアルコールとともに解毒される際に体を活性化するちゅうのを見たわしは、じゃあ危ない生き物漬け込んだサケ使わね?と言ったものの、イスラム教徒はサケ飲まんのであった。
結局、生物から抽出した毒を使おうとなって英語表記のあやふやなアイテムとして登場。
よく見るともろに麻薬の名前が出てたような気もするが、何10年たっても文句はつかない。
そいうモンだろう。








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