大雷音寺日記ログです。
昨日テレネッツの記事書いたついでに、今日は更に過去の世界にダイブである。

わしが上京後に務めたのは、小さいデザイン事務所。
その初仕事がエキサイティングプロレスという雑誌の記事で、アドリアン・アドニスが猪木をディスるという内容のレイアウトだった。
この本は藤原喜明のイラストコーナーがあり、そのレイアウトも担当してたよ。
実に達筆でにこやかに似顔絵描く人、としか知らなかったので試合見てたまげた。
残念ながら資料は何一つ残ってない。
この時代はPCなぞ知らん、通じん。
何もかもが手書きの時代である。
今は小学生でもDTPの時代だが、当時印刷物はすべて紙に書いて設計しとったワケ。
雑誌社からは、マンガの原稿用紙みたいな割付用紙を必ずもらった。
そして写真などの図版はレイアウト位置を決めた後、トレススコープという機械を使って手書きでアタリを書き入れるのだ。
通称トレスコ。
暗室になってるトレス台の下に図版を固定し、ズームとピントをハンドルで操作する大がかりな機械だった。
かの挿絵画家の柳柊二先生が、写真を見ながら描いた似顔絵がどうしても納得いかんと言って、トレスコで手描き絵と写真とを重ねてみたらピタリと一致してしまったという逸話がある。
スキャナ並の目だな。
余談だが、この先生の描いたリアルなスーパーマリオの絵もあったのだが触らせてもらえなかった(笑
ぐぐったらトレスコをオークションに出してる御仁がいたけど、画像はない。
画像貼って日記終わりにしようと思ったのに。
情報はwikiにすらないので、現代では絶滅した機械なんだろうな。
わしが上京後に務めたのは、小さいデザイン事務所。
その初仕事がエキサイティングプロレスという雑誌の記事で、アドリアン・アドニスが猪木をディスるという内容のレイアウトだった。
この本は藤原喜明のイラストコーナーがあり、そのレイアウトも担当してたよ。
実に達筆でにこやかに似顔絵描く人、としか知らなかったので試合見てたまげた。
残念ながら資料は何一つ残ってない。
この時代はPCなぞ知らん、通じん。
何もかもが手書きの時代である。
今は小学生でもDTPの時代だが、当時印刷物はすべて紙に書いて設計しとったワケ。
雑誌社からは、マンガの原稿用紙みたいな割付用紙を必ずもらった。
そして写真などの図版はレイアウト位置を決めた後、トレススコープという機械を使って手書きでアタリを書き入れるのだ。
通称トレスコ。
暗室になってるトレス台の下に図版を固定し、ズームとピントをハンドルで操作する大がかりな機械だった。
かの挿絵画家の柳柊二先生が、写真を見ながら描いた似顔絵がどうしても納得いかんと言って、トレスコで手描き絵と写真とを重ねてみたらピタリと一致してしまったという逸話がある。
スキャナ並の目だな。
余談だが、この先生の描いたリアルなスーパーマリオの絵もあったのだが触らせてもらえなかった(笑
ぐぐったらトレスコをオークションに出してる御仁がいたけど、画像はない。
画像貼って日記終わりにしようと思ったのに。
情報はwikiにすらないので、現代では絶滅した機械なんだろうな。
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