2014年10月30日 フーイズユー

かなぼうくん→老人
うまか棒→高齢者
うまい棒→中年

さて今の世代はどんな棒が好みかね？
それはどうでもいいとして。

先日昼飯食い終わって戦場に戻る最中の事。
会社のあるビルのフロアに入ると……。

「ライヲンさん！」
と、見知らぬおじさんに声をかけられた。

「久しぶりです！まだここにいるのは知ってましたよ！」
などと元気いっぱいに言いながらわしに握手する見知らぬおじさん。
今は別会社でプロデューサーやってて、わしのいる会社に打ち合わせに来たと言う。
「それじゃ、また！」
見知らぬおじさんは手を振って去っていった。

……誰かしら。
わしと同い年と言ってたな。
妙にテンション高くて握手する癖……。
うう～む。

かの見知らぬおじさんは誰だろうと記憶を巡らせるのだが、容姿に覚えがない。
過去の仕事の資料になんか名前ないか調べたけどわからんとです。

ひょっとして……。

前世紀末、我が社は空前の独立ブームに湧いていた。


無慈悲なリストラが水面下で進み、嫌気がさして辞めていくベテランも多く、後にいくつもの会社が設立される事になるのだ。
時はまさに世紀末、アレやアレを生み出す会社設立にわしも誘われた。
その時、一緒に独立しようとしていたメンバーのあの人かも。

元ジャ○ーズという異色な経歴の持ち主。
ずいぶん容姿が変わってしまい、変身したドラクエモンスターのように元がわからなくなっていた。

　→　
昔はイケメンだったのだが。

わしは事情があって結局独立組についていかなかったのだ。
彼らは何本かゲームをリリースしかもパンツァーゲーだうらやましいと思ってたけど、数年で消えてしまった……。

わしの方が気がつけば積もる話もあったのだがなぁ。