2020年02月05日(水) チフスのメアリー

怪獣王と言えばどっちでしょう？



何かというとビョーキの話ですまんこってす。
熱もないのに悪寒頭痛腹痛で喉もガラガラなのだが、これって何なんだろう。
風邪かのぅ。

さて最近話題にのぼるスーパースプレッダー。
わしが最初にこの単語を見たのは漫画インハンドから。
自覚がないけど感染者で、無症状でウイルスばらまく者。

そのスーパースプレッダーの歴史的有名人にメアリー・マローン(1869年9月23日 - 1938年11月11日)という家政婦がいる。
胆嚢に病巣を持ち、菌を生産しつづけたまま料理人として働いた結果、トータルで45人を感染させ3人を死なせてしまった。
本人は自覚がないどころか、役人が検査を求めたらフォークを振りかざして怒り狂い断固として認めなかったらしい。
3度説得されたが、最後は警官に取り押さえられて隔離された。

女性が「おめぇビョーキだからウンコとションベン提出しろや！」と言われたら激昂くらいするかも。

現代から見ればメアリーが感染を信じない頑なさが変に感じるが、当時の衛生環境や医学知識からすれば理解できなかったかもしれない。
後世では邪悪と見る人もいるらしいけど、たんに無知無学なだけだろう。
しかし感染スコアすげぇな。

コレは荒木飛呂彦氏が漫画にしてるらしい。