大雷音寺日記ログです。
入院時期合わせて18日間休んじゃった。
明日から仕事だ。
ものすごい憂鬱だ。
どんな顔して職場行けばいいんだろう。
さてさて今日の日記は、わしがどのように入院に至ったか振り返ってみたい。
アニメだと総集編の回。長いヨ。
12/26 PM10:00
止まらない腹痛に、身内に付き添われて深夜外来を訪ねた。
診察結果は、この時はあくまでウイルス性腸炎で、薬を処方されて帰宅する。
が、帰宅後痛みはますます激しくなり薬も効かない。
そのうち大量の下血が始まった。
家族の寝静まった深夜だし、翌朝一番で主治医の病院へ行こうと考えた。
眠ろうとしたものの、痛みで眠れるわけもない。
12/27 AM4:00
腹痛と大量の下血が止まらない……。
ついに身内に救急車を呼んでもらった。
人生初救急車。
救急隊員は実に高潔でプロフェッショナルな人々であり、症状、血圧、体温からテキパキと仕事をこなして私を最適な病院に即座に運んでくれた。
ウーウーとお馴染みのサイレンを聞きつつ、その中央に自分がいる不思議を思いながら病院へ到着。
なんと深夜外来で訪れた病院だ。
ドラマの光景みたいにストレッチャーのまま院内へ。
回る天井を見ながら診察室に運ばれた。
さっきのカルテは残ってるし当直医も同じ先生だったので、事はスムーズに進んだ。
即、入院決定。
この時は、よもや年末年始休暇完全にぶっこわす事になろうとは思わなかった。
痛み止め、点滴で体を持ち直しつつ安静にして、検査に備えた。
12/27 AM10:00
車椅子で移動し、CTやレントゲンの検査を行う。
「腸全体が腫れています」
という事で、腸炎のウイルスが増殖して腸全体で暴れているらしい。
悪性腫瘍も疑われたものの、CTの精査でその線は消えた。
診断結果は、ウイルス性腸炎が悪化して虚血性大腸炎に進行したものとされた。
そして治療法が確率。
絶対安静、絶食、抗生剤投与、痛み止め投与、ブドウ糖、生理食塩水点滴。
血圧血糖値を1日3回測定、血液検査。
さらにウイルス性なので他患者への感染をおそれ、個室に隔離。
トイレもポータブルなやつがベッドの脇にドンッ。
診療に使った器具を捨てるゴミ箱もドンッ。
半分死んだような状態で数日過ごす。
12/30 PM10:00
深夜、ようやっと下血が止まる。
12/31日 AM9:00
トイレ撤去ドア開放。
これで晴れて隔離は解かれた。
12/28~31の間、実に薄皮を剥ぐように痛みが徐々に弱くなっていった。
体はすべてのリソースを生存の為に使っているようで、欲求嗜好すべてが消え失せ、意欲という意欲すべてをなくしたようだった。
2014/1/1
新年を迎え体調は好転して行き、翌日から食事療法を試す事になった。
夜、やっとTVを見る気力が戻ってきた。
1/2
昼食より食事開始。
糖尿食になってるので非常に体によい。
ただのお粥1杯がどんな高級料理よりもおいしい逸品に感じられるのは6日も絶食したせいなのか。
体重は4キロ減。もっと減れよ。
血糖値はときおり正常値を叩き出すようになり、血圧も安定していた。
後は点滴と食事療法で体力を回復していくのみ。
食事が始まったら目に見えて元気が出てきた。
体力が回復していくにつれ、とにかく退屈を感じるようになる。
人間がヒマを感じたり趣味や創作に打ち込めるのは、まず健康体あってこそ成り立つものと痛感。
1/2~1/5
点滴食事療法と血圧血糖値測定、血液検査を行う日々。
体調はどんどん回復していった。
1/6 AM9:00
血液検査の結果がほぼ正常値となり、主治医と話して退院の日を決める。
明日か今日OKという事で、この日に退院希望を告げた。
11日間の入院治療費は10マンとちょっと。
お金は入院時に預ける事になってたので、お釣りが出た。
1/6 PM11:00
退院。
病院を後にする。
ちゅう事でした。
とにかく退院時は体力が落ちており、会社に頼んでリハビリ期間をもらったワケ。
家で仕事したけどな。
困ったのは早朝に目覚める癖がついた事。
2時に寝ても6時には目覚めてしまう。
つー事でどうしても早寝しなければいかんらしい。
1/14 AM12:10
よって寝る。
明日から仕事だ。
ものすごい憂鬱だ。
どんな顔して職場行けばいいんだろう。
さてさて今日の日記は、わしがどのように入院に至ったか振り返ってみたい。
アニメだと総集編の回。長いヨ。
12/26 PM10:00
止まらない腹痛に、身内に付き添われて深夜外来を訪ねた。
診察結果は、この時はあくまでウイルス性腸炎で、薬を処方されて帰宅する。
が、帰宅後痛みはますます激しくなり薬も効かない。
そのうち大量の下血が始まった。
家族の寝静まった深夜だし、翌朝一番で主治医の病院へ行こうと考えた。
眠ろうとしたものの、痛みで眠れるわけもない。
12/27 AM4:00
腹痛と大量の下血が止まらない……。
ついに身内に救急車を呼んでもらった。
人生初救急車。
救急隊員は実に高潔でプロフェッショナルな人々であり、症状、血圧、体温からテキパキと仕事をこなして私を最適な病院に即座に運んでくれた。
ウーウーとお馴染みのサイレンを聞きつつ、その中央に自分がいる不思議を思いながら病院へ到着。
なんと深夜外来で訪れた病院だ。
ドラマの光景みたいにストレッチャーのまま院内へ。
回る天井を見ながら診察室に運ばれた。
さっきのカルテは残ってるし当直医も同じ先生だったので、事はスムーズに進んだ。
即、入院決定。
この時は、よもや年末年始休暇完全にぶっこわす事になろうとは思わなかった。
痛み止め、点滴で体を持ち直しつつ安静にして、検査に備えた。
12/27 AM10:00
車椅子で移動し、CTやレントゲンの検査を行う。
「腸全体が腫れています」
という事で、腸炎のウイルスが増殖して腸全体で暴れているらしい。
悪性腫瘍も疑われたものの、CTの精査でその線は消えた。
診断結果は、ウイルス性腸炎が悪化して虚血性大腸炎に進行したものとされた。
そして治療法が確率。
絶対安静、絶食、抗生剤投与、痛み止め投与、ブドウ糖、生理食塩水点滴。
血圧血糖値を1日3回測定、血液検査。
さらにウイルス性なので他患者への感染をおそれ、個室に隔離。
トイレもポータブルなやつがベッドの脇にドンッ。
診療に使った器具を捨てるゴミ箱もドンッ。
半分死んだような状態で数日過ごす。
12/30 PM10:00
深夜、ようやっと下血が止まる。
12/31日 AM9:00
トイレ撤去ドア開放。
これで晴れて隔離は解かれた。
12/28~31の間、実に薄皮を剥ぐように痛みが徐々に弱くなっていった。
体はすべてのリソースを生存の為に使っているようで、欲求嗜好すべてが消え失せ、意欲という意欲すべてをなくしたようだった。
2014/1/1
新年を迎え体調は好転して行き、翌日から食事療法を試す事になった。
夜、やっとTVを見る気力が戻ってきた。
1/2
昼食より食事開始。
糖尿食になってるので非常に体によい。
ただのお粥1杯がどんな高級料理よりもおいしい逸品に感じられるのは6日も絶食したせいなのか。
体重は4キロ減。もっと減れよ。
血糖値はときおり正常値を叩き出すようになり、血圧も安定していた。
後は点滴と食事療法で体力を回復していくのみ。
食事が始まったら目に見えて元気が出てきた。
体力が回復していくにつれ、とにかく退屈を感じるようになる。
人間がヒマを感じたり趣味や創作に打ち込めるのは、まず健康体あってこそ成り立つものと痛感。
1/2~1/5
点滴食事療法と血圧血糖値測定、血液検査を行う日々。
体調はどんどん回復していった。
1/6 AM9:00
血液検査の結果がほぼ正常値となり、主治医と話して退院の日を決める。
明日か今日OKという事で、この日に退院希望を告げた。
11日間の入院治療費は10マンとちょっと。
お金は入院時に預ける事になってたので、お釣りが出た。
1/6 PM11:00
退院。
病院を後にする。
ちゅう事でした。
とにかく退院時は体力が落ちており、会社に頼んでリハビリ期間をもらったワケ。
家で仕事したけどな。
困ったのは早朝に目覚める癖がついた事。
2時に寝ても6時には目覚めてしまう。
つー事でどうしても早寝しなければいかんらしい。
1/14 AM12:10
よって寝る。
PR
Comment
▼無題
いや、生々しい記録です。
どこかのまとめサイトに、突然倒れて死んでしまった同人作家の話がありましたが、そうならなくて本当によかったです。
>ただのお粥1杯がどんな高級料理よりもおいしい逸品に感じられる
私も経験がありますが、この世の、どんな料理よりも最高の味がしますね。まさに至高。
体力が回復するにつれ、味覚?も戻り、ただのまずい食事に感じるようになるのですが(笑
ガンで死んだ祖父も、末期に食べた、まずい病院食を美味いといって食べていましたし、生存本能が優先されると、そうなるのでしょうね。
どこかのまとめサイトに、突然倒れて死んでしまった同人作家の話がありましたが、そうならなくて本当によかったです。
>ただのお粥1杯がどんな高級料理よりもおいしい逸品に感じられる
私も経験がありますが、この世の、どんな料理よりも最高の味がしますね。まさに至高。
体力が回復するにつれ、味覚?も戻り、ただのまずい食事に感じるようになるのですが(笑
ガンで死んだ祖父も、末期に食べた、まずい病院食を美味いといって食べていましたし、生存本能が優先されると、そうなるのでしょうね。
▼生きねば
>じゃばらさん
どうもです~。
実はコレは退院前日に打った文章を改変したやつでした。
正月に急死した同人作家の記事、見つけました。
私と同じ頃に苦しんでたんですな……。
そういや轟拳ヤマトの作者さんはワンフェスに向かう途中の電車内で突然死されたんでしたっけ。
とにかく体には気をつけないといけませんね。
私は病院食がけっこう好きです。
給食みたいだから。
自分の意志の関与しないところでどんな飯が出てくるのかワクワク感があります。
サカナの煮付けや肉豆腐なんかも出たので結構おいしかったです。
たぶん今食べるとまずいでしょうけど(笑
>p太郎さん
いやまったく、心底実感しました。
最初の6日間は創作の意志もエチーな心も完全に沈黙してました。
持病があっても日々の生活がこなせる程度の健康があってこそ、色々できるモンですね。
どうもです~。
実はコレは退院前日に打った文章を改変したやつでした。
正月に急死した同人作家の記事、見つけました。
私と同じ頃に苦しんでたんですな……。
そういや轟拳ヤマトの作者さんはワンフェスに向かう途中の電車内で突然死されたんでしたっけ。
とにかく体には気をつけないといけませんね。
私は病院食がけっこう好きです。
給食みたいだから。
自分の意志の関与しないところでどんな飯が出てくるのかワクワク感があります。
サカナの煮付けや肉豆腐なんかも出たので結構おいしかったです。
たぶん今食べるとまずいでしょうけど(笑
>p太郎さん
いやまったく、心底実感しました。
最初の6日間は創作の意志もエチーな心も完全に沈黙してました。
持病があっても日々の生活がこなせる程度の健康があってこそ、色々できるモンですね。