2023年02月15日(水) ミスター高荷

薄膜1枚下はすっぽんぽんです。



イラストレーター高荷義之氏。
御年87歳のおじいちゃんである。

彼の手掛ける絵はたぶん誰しも目にしているであろう。

拾い物画像をいっぱい貼ります。

これは有名であろうな。
バルキリーのプラモのボックスアート。


オーガスも。


ちょっとデカいF91。


キャラも描くよ。ボトムズ。


何を隠そう尻隠そう。
テレネッツのわしの最後の仕事、エドノキバも高荷アート。


ナウシカも描くよ。


画集はプレ値なのでネットで楽しむ。
貧乏性だと？

高荷義之氏は第二次世界大戦の様々な兵器も描いている。
ちゅうかそっちが本業だった。
プラモのパッケも多数描いているが、1974年、欧米の痴れ者達がポリコレ棒を振り回した。
「製品以外のものをボックスアートに描くのは誇大広告ザマス！」
おかげで貴重な原画に描かれたバイクや兵士をごっそり消す作業が行われた。
いつの世も声高な無知蒙昧な輩は害悪である。

しかしめげない高荷おじいちゃん(当時は39歳)。
修正されたボックスアートには、初稿完成以降に集めた資料による細部の修正が無数に入っていたそうな。
職人魂ですな。