大雷音寺日記ログです。
グレンダイザーのひかるさん。

赤じゃなくて白だったらなぁ。
ぼくはパックだ
ベーパックベーパック♪
という、カツオの声で歌われる主題歌を覚えている者は高齢者である。
大昔、東京ですら歩道が砂利道のところが多かった頃。
TVで木馬座パレードという子供向け番組がやっておった。
木馬座とは、子供向け着ぐるみ人形劇団。
それのTV番組である。
ケロヨンはご存知の人もあろう。
番組のシリーズにべーパックというのがあった。
もはや資料もほとんど残っていない。

内容は、動物の森を舞台に、そこの住人にイタズラを仕掛けるベーパックが最後に捕まっておしおきを受けるという流れ。
イタズラは度を越して犯罪まがいのものもあり、今だと実に時代のおおらかさを感じる。
そのエピソードの中で記憶にこびりついているのが、カチカチ山をアレンジしたハナシ。
イタズラが過ぎて、村長のキツネ先生に捕縛されたベーパック。
もはや許せないと、ベーパック鍋にしてやる、と殺害宣言。
泣きわめくベーパックをかわいそうに感じた、キツネ先生の奥さんのキツネ夫人。
こっそり縄を解き、もうイタズラしちゃダメよ、とベーパックを逃がそうとする。
が、自由になったベーパックはキツネ夫人を殴打して気絶させる。
よくも鍋にしようとしたな、とキツネ先生に復讐心を燃やし、キツネ夫人に化けて鍋を作る。
そして村の衆を呼び寄せて、ベーパック鍋ができましたよ、と皆にふるまう。
とうとう鍋にされたなと言いながら鍋を食う村の衆。
こいつら何の抵抗もなく食ってやがる……。
そこへ出かけていたキツネ先生が帰ってきて、ベーパックの変装を見破る。
ケケケケバレたか~!と逃げるベーパック。
途中で布の包みをぶちまけた。
なんとぐるぐる巻にされたキツネ夫人が入っていた。
「おまえらが食ったのはキツネ夫人の肉だぞ~!」
と言って、キツネ夫人の頭が画面半分になっている場面で逃げていくベーパック。
おいかける村の衆。
END
ちょ、ちょっと待て。
あんまりな幕引きじゃねぇか。
マジでキツネ夫人殺したの?
村の衆のカニバリズム?
しかし次回からは何事もなくいつものイタズラとおしおきのルーティーン。
猟奇殺人はどうしたのだろう。
このおしおきだが、ベーパックを○○の刑に処す!とキツネ先生が宣言して刑を執行する。
中にはエグイのもあって、舌切り雀の刑という、マジで舌を切り落とす刑もあった。
でも次回はいつもどおり。
つまり動物の森の住人は、1日で部位欠損すら治すゴジラ細胞並の再生力があるという事だろう。
あの後キツネ夫人はどうなったのだろうか、と数10年モヤッとしてるんだが、もはや答えは見つかるまいな。

赤じゃなくて白だったらなぁ。
ぼくはパックだ
ベーパックベーパック♪
という、カツオの声で歌われる主題歌を覚えている者は高齢者である。
大昔、東京ですら歩道が砂利道のところが多かった頃。
TVで木馬座パレードという子供向け番組がやっておった。
木馬座とは、子供向け着ぐるみ人形劇団。
それのTV番組である。
ケロヨンはご存知の人もあろう。
番組のシリーズにべーパックというのがあった。
もはや資料もほとんど残っていない。

内容は、動物の森を舞台に、そこの住人にイタズラを仕掛けるベーパックが最後に捕まっておしおきを受けるという流れ。
イタズラは度を越して犯罪まがいのものもあり、今だと実に時代のおおらかさを感じる。
そのエピソードの中で記憶にこびりついているのが、カチカチ山をアレンジしたハナシ。
イタズラが過ぎて、村長のキツネ先生に捕縛されたベーパック。
もはや許せないと、ベーパック鍋にしてやる、と殺害宣言。
泣きわめくベーパックをかわいそうに感じた、キツネ先生の奥さんのキツネ夫人。
こっそり縄を解き、もうイタズラしちゃダメよ、とベーパックを逃がそうとする。
が、自由になったベーパックはキツネ夫人を殴打して気絶させる。
よくも鍋にしようとしたな、とキツネ先生に復讐心を燃やし、キツネ夫人に化けて鍋を作る。
そして村の衆を呼び寄せて、ベーパック鍋ができましたよ、と皆にふるまう。
とうとう鍋にされたなと言いながら鍋を食う村の衆。
こいつら何の抵抗もなく食ってやがる……。
そこへ出かけていたキツネ先生が帰ってきて、ベーパックの変装を見破る。
ケケケケバレたか~!と逃げるベーパック。
途中で布の包みをぶちまけた。
なんとぐるぐる巻にされたキツネ夫人が入っていた。
「おまえらが食ったのはキツネ夫人の肉だぞ~!」
と言って、キツネ夫人の頭が画面半分になっている場面で逃げていくベーパック。
おいかける村の衆。
END
ちょ、ちょっと待て。
あんまりな幕引きじゃねぇか。
マジでキツネ夫人殺したの?
村の衆のカニバリズム?
しかし次回からは何事もなくいつものイタズラとおしおきのルーティーン。
猟奇殺人はどうしたのだろう。
このおしおきだが、ベーパックを○○の刑に処す!とキツネ先生が宣言して刑を執行する。
中にはエグイのもあって、舌切り雀の刑という、マジで舌を切り落とす刑もあった。
でも次回はいつもどおり。
つまり動物の森の住人は、1日で部位欠損すら治すゴジラ細胞並の再生力があるという事だろう。
あの後キツネ夫人はどうなったのだろうか、と数10年モヤッとしてるんだが、もはや答えは見つかるまいな。
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