2023年05月17日(水) パラドックス

ナースに暴行。



フレンチ・パラドックスちゅうのがありましてな。

おフランス人の一人当たりの肉消費量は世界のトップクラス。
更に一人当たり年間67リットルものワインを飲む。

かような過度の肉食や飲酒は体に負担をかけ、心臓病のリスクを高めるのは医学的に立証されている事。
しかし、フランス人は心臓病による死亡率が低く、フレンチ・パラドックスと呼ばれている。

どう見てもヤバい食事してる連中がビョーキにならねぇ、てなワケでして。
コレはワインに含まれるポリフェノールが脂質過酸化を防ぎ，動脈硬化を予防しているのでは、と考えていられる。
クスリ入りの劇物ちゅう事か。

だが食い物のパラドックスは日本食にもあるのだ。
塩分摂取量が多い日本人が長寿であるパラドックス。
それは味噌にあり。

味噌は食塩含有量が多いにもかかわらず血圧上昇が抑えられ、脳卒中の予防効果をもたらす可能性がある、と広島大の研究グループが突き止めている。
血圧を下げるペプチドが検出されたらしい。

つー事で、わしらは味噌汁飲もうぜ味噌汁。

のび太が好きな味噌汁ぶっかけ飯はわしも好きです。
しかし飯に味噌汁ぶっかけると、昔は怒られた。
なぜか？
ソレは迷信が元になっている。

昔、鉱山労働者などの間では、工事現場の食事での汁かけご飯は「山崩れを想像する！」と言われ、縁起が悪いとされていた。
山の中に入り仕事をするマタギや、木こりの間でも味噌汁かけご飯をすると「仕事に味噌をつける！」などと毛嫌いされていた。

てな事がベースになっておるもよう。
言っては悪いがアホみたいですな。