2011年9月2日 本場イギリスの聖杯伝説

昨日の絵。


モンティパイソンのホーリーグレイルという映画のDVDを観た。
アーサー王伝記の不謹慎パロディ。
たしかゲームも出てたな。
死体テトリスとか。

モンティパイソンはイギリスのグループだけあって、アーサー王に詳しい……に違いない。

はじまって5分は関係ない白黒映画で、突然画面が黒くなって映画館のオヤジのセリフが入る。
「クソッ、間違えちまった！」
その後、10分近くジョーク入りスタッフロールが流れる。

超低予算で作られたこの映画。
馬が出てこない。
が、乗馬する。
馬を下りるシーンもある。
セットを組む予算がないので、全部ロケ。
本物のお城を使ってるのだ。
贅沢なんだかビンボなんだか。

まぁ、そんな映画なので嫌いな人はとことんダメだろう。
しかしアーサー物映画では、一番時代考証が正しいらしい。
後に公開された真面目なアーサー物映画では、似たシーンで笑いがおこったとか。

どうでもいいのだが、吟遊詩人の曲がツボった。
曲調は、訳がなければ名曲ぽく聞こえるのに。

円卓の騎士、ロビン卿には吟遊詩人が従っている。




最初は卿を誉め称えた歌も、だんだん残酷になっていく。




ロビン卿「歌はもういい！」
ちんこまでつぶされたトコで歌はストップ。


無様な退却も歌われる。


ちなみにロビン卿の最期は、クイズを間違えて谷底に突き飛ばされるのだった。

他の騎士はウサギにクビはねられて最期をとげたりしたが(笑
これがウィザードリィのヴォーパルバニーの元ネタである。




その他。
聖なる手榴弾。


警官に捕まったランスロット卿。